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執筆者の写真光太 橋詰

防災ヘリのあり方と資金論

いつもお世話になっております。 マスオです。

長野県ホームページ 消防防災ヘリコプター「アルプス」の墜落事故について (知事コメント) https://www.pref.nagano.lg.jp/shobo/tijicomment.html

2017年3月5日に松本市の山中で消防防災ヘリ「アルプス」が墜落しました。 搭乗していた9名のご冥福をお祈りします。 亡くなられた9名は戻ってきませんがこの犠牲が考えるチャンスと捉え 防災ヘリについて考えていきたいと思います。 2ヶ月経った今でも墜落原因は出ていません。 事故原因は国交省の運輸安全委員会から出るの待ちたいと思います。

そもそも防災ヘリとは 消防防災ヘリコプター(しょうぼうぼうさいヘリコプター)は、消防活動・救急活動を支援するために、東京消防庁と政令指定都市の消防局、都道府県(都と府を除く)、総務省消防庁が保有するヘリコプターである。空中消火や救助活動・航空救急等に用いられる。(Wikipedia消防防災ヘリコプター)

実際、防災ヘリっていくらなの。

ネットで調べた所、長野県の防災ヘリ「アルプス」と同型機ベル412EPを岩手県は6億3000万円ぐらいで取得しているそうです。長野県も近い価格で取得していると思われます。県民214万人で割ると一人あたり300円弱。

実際どれぐらい使われているのか?

平成28年長野県山岳遭難統計 http://www.pref.nagano.lg.jp/police/toukei/documents/1.pdf

この統計からは 山岳遭難に防災ヘリは65回、警察ヘリの「やまびこ」は174回。 別の統計では交通事故などの救助10回弱の出動をしているそうです。

今回は防災ヘリが墜落しましたが、 確率的にすべての乗り物が事故する確率がゼロではない。 警察ヘリの「やまびこ」も長野県の県費で購入されている公共財。

警察庁からも山岳遭難統計が出ていて

平成27年における山岳遭難の概況 https://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki/h27_sangakusounan.pdf

その中に都道府県別の遭難事故件数一覧がある。

長野県が全国1位の273件、2位は北海道で175件 100件ほどの開いてダントツに遭難者が多い。 長野県山岳遭難統計では遭難者の居住都道府県は長野県(51人)で一番多く 次に東京都(46人)と続き関東地方、愛知、大阪が上位を占める。

山に登らない長野県民からすると ヘリの取得も救難救助も県民から徴収した税金の県費なんだから

県外遭難者に関しては料金徴収をするべきなのかもしれない。現場では長野県民が命を張り、長野県民のお金で運用しているなのだから。

これだけは言えるのは長野県民が他県で捜索、救助されているだろうし、 長野県の経営自体を国の地方交付金をもらってしている時点で県民どころか 日本国民のお金を使っているんだという考え方もできることも理解している。

でもやっぱり同じ県民が犠牲になるのは嫌な気分である。 だから、山に入るなら現地の情報を仕入れて、しっかりした装備をして 万全の準備を最低限してほしい。

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